「
次のトランスポーターを考えてみる。その2」の続編。
これで最終購入候補まで絞ってみる。
※多分に私見の入った内容です。御容赦ください。
前回の考察でボディータイプはステーションワゴンに絞った。
それに付け加え、排気量は前々から脱コンパクトカーを考えていたので、2000cc以上とする。
国産だけでも結構種類がある。
(外車も候補に挙げたが、維持費云々でなし!)
でもメーカーによって排気量は偏っていて、日産ウィングロードなんかは1.8ℓしかない。
競合車のトヨタ カローラフィールダーも同じく1.8ℓ・・・
どこまでコンパクト至上なんだよ、国産!
コンパクトターボなら実質2ℓ以上のパワーだが、国産はこの辺海外に置いていかれてる。
ってか国内向けの車はどんどんコンパクトになって、車として物足りないものが多すぎる。
しかもステーションワゴンは国内では不人気・・・
でもね、同じ国産でも海外市場を標榜して作られた車がある。
ステーションワゴンは欧州ではいまだ不動の地位を築いているため、力の入った車が多い。
やっぱ乗用車はセダンが基本で、その拡張版にあたるステーションワゴンは走るのも積むのも評価が高い。なのに日本じゃ7人乗りファミリーカーばっか売れるんだからなぁ~。
不思議な国だよ、日本って。
ステーションワゴン=商用バン 見たいなイメージが先行してしまったのが、不人気の理由なのか。
なんにせよセダンも減ってるし、理由はそれだけじゃなさそうだなぁ。
実際7人も乗ることないでしょ~よ。
コンパクトカーの可愛い外観も好きだから否定はしないけど、落ち着いた大人ならばしっとりした1台を乗りまわしたりしないものかねぇ。
なので欧州・北米向けに力を入れているメーカーに絞った。
ホンダ、
スバル、
マツダの3社だ。
各社のステーションワゴンと言うと・・・
ホンダ アコードツアラー
排気量:1997~2354cc
価格帯:274.8万~412.3万円
排気量、エクステリアデザインともに申し分ないが、いかんせん高い!
取得費用を考えると300万は下らないし、正直厳しい・・・
しかし積載スペースは前モデルと異なりタイヤハウスの張り出しが大きく、少々使いにくい。
ルーフレールを備えるが、サイクルキャリアを使うことを考えると、ホンダのボディーの弱さは致命的・・・
なので候補から外れる。
スバル レガシーツーリングワゴン
排気量:2457cc
価格帯: 236.3万~359.1万円
ツーリングワゴンの代名詞ともいえる一台だと思う。
頑なまでに変わらないその作りは非常に好感がもてる。
でもねぇ、排気量でかいよ。エコカー減税の恩恵を受けたい僕としてはちょっとマイナス。
あとは顔が好みじゃない。
中身はレースシーンで磨き上げられたものを持っているだけに残念・・・
泥遊びが多い私としては、ラリーのイメージのあるスバルはぴったりだったんだけどねぇ。
そんなこんなで候補からは落ちる。
マツダ アテンザスポーツワゴン
排気量:1998~2488cc
価格帯:225.0万~275.0万円
国内マイナーメーカーのマツダさん。
「ロータリーだけでしょ?」って人もいるかもしれないけど、そのロータリーでレースシーンを荒らしまくった根性のあるメーカーだぜ!?日産GT-Rの国内連勝記録をストップしたのもマツダだし、ルマンで通用するのを証明したのもマツダだ。
なので昔っから日産GT-Rに次いで好きなメーカーだったマツダ。
同じレースならF1やってるホンダやトヨタの方が凄くね?って言われそうだけど・・・
ホンダはレースマシンは凄い!これはマジで認める!でも乗用車はいまいち面白くない。
トヨタなんてレースエンジン自分で作ってないじゃん、ヤマハだし。実用車は最強だと思うけど。
まぁロータリーではないんだが、マツダは乗ってみたい!
最近では内燃機関の革命ともいえる
スカイアクティブなんて面白いこともやってるんですよ。
ピストンエンジンでもがんばってるんだよ!マツダ!!
しかもアテンザの前身カペラの時代から欧州での評価が非常に高い一台。
3社ともに海外市場を標榜して作られた車だけあって、走りも作りも比較対象は外車でも引けを取らない。国産もイイ車あるよ。外車は憧れるけど、日本の湿気に耐えられる電送系はやはり国産に軍配が上がる。
本気で試乗したのはマツダ アテンザだが、普通に以前乗っていたBMW3シリーズと比較していた。
2000ccの排気は車格とのバランスも十分。むしろ2500ccだとトップヘビーな印象。
足回りもしっとりしていて、スポーツパッケージにありがちな強い突き上げもなく乗りやすい。
ハンドルは軽いが、むしろ日産の軽いハンドルに慣れた僕にはちょうどいい落ち着き。
こんな経緯を経て、晴れて
先代トランスポーター キューブの後継に内定しました。
年明け初荷での納品。
早く来ないかなぁ~・・・