2011年12月3日土曜日

New Bike! SB-66!

マウンテンバイクというものを考えてみる」でまとめた通り、マウンテンバイクってのは幅が広く、1台でなんでもできるってわけではありません。

でもマウンテンバイクって1台でなんでもできそうな乗り物ってドキドキ感が欲しいのも事実。

しかし、現在手持ちのバイクはDHとCX、重量級と軽量級と極端なラインナップです。
フルスペックDHなのでどんな悪路も行けますが、重量とサイズ的な理由で取り回しはきつく、こいつを乗りまわせるのは国内では限られた山だけです。

かといってCXではギャップの走行にフレームが耐えられません。

そこで思いついたのはこれらの中間にあたるフリーライド・オールマウンテンと言ったカテゴリー。
過去にどちらも所有はしていましたが、登るのも下るのもそこそこ。
基本的には下りに振って作っていましたので、中途半端なものでした。

下れて登れる面白い自転車を作りたい!

っと前々からアイデアを温めておりました。

理想のバイクに求められるスペックは以下の通り。

~登って下れる面白自転車仕様~
1.サスペンションは前後エアとし、ストロークは130~150mm。
2.フレームは可能な限り軽量なものとし、リンク剛性の高いもの。
3.クランクギアは2枚以上、デバイスは設けずバッシュガードとする。
4.その他パーツは可能な限りカーボンとし、重量の軽減を行う。
5.簡易可変機構を備え、ポジション変更が可能とする。

これらの条件を如何に備えるかが成功のカギです。

っで、ついに形にしました!この理想形を!!

NewBike! YetiCycles SB-66

YetiCycleが2年の歳月を要して開発された新型のリンク構造。
トラクションもさることながら、その剛性たるや今までのオールマウンテンにはないほど頑丈!!


直付けのフロントディレーラーと相まって、重心部分が相当マッシブ!


ハンドルはもちろん軽量なカーボンを合わせ・・・

ステムもマシニングで仕上げられた逸品をチョイス。

非常に軽量な一台が仕上がりました。

フロントサスペンションは120~150mmの可変機構を備え、リアサスもプロペダル(サスの沈み込み調整)がレバー1つでできる。これにより楽に上り下りのポジション変更ができます。

スイッチバックテクノロジー(新型のリアリンク)はBBを中心に重量が集まり、コントロールは容易。
安心して体重をバイクに預けられますし、いきなり全開で下りに突っ込みたい衝動に駆られる程の懐の深さを感じさせます。

まだとりあえず形にした段階ですが、この冬シーズンをしっかり乗り込んで、より面白いアッセンブリに詰めていく予定です。

しっかし、久しぶりに自転車にドキドキした!
このバイク、ただもんじゃねぇ~www

4 件のコメント:

エネ さんのコメント...

はじめまして、検索して辿り着きました。
SB-66を購入しようと思っております。
見た感じサイズはSだと思いますが大きさはどうですか?
トップチューブが長いので、SかMかで迷っています。

Morikawa Akihito さんのコメント...

コメントありがとうございます。
ご存知の通りyetiのサイズは少々大きいです。推察の通りSサイズを購入しました。身長170cmであれば具合は良いですが、登るのはやはりオマケですね。
使い方にもよりますが、プロとよく相談の上、選択されるのがよいかと思います。

エネ さんのコメント...

ありがとうございます。
僕は身長176cmで、登りはなかなか好きです。
アプローチはほとんど自走ですので
サイズが小さいと大変なので悩んでます。
どっかで試乗出来ればいいんですが
なかなかそんな機会なくて。。

Morikawa Akihito さんのコメント...

ツイートフォロー、ありがとうございます。
多彩な趣味をお持ちのようで、エクステラにでられるなら相当登られそうですね。
AMはGiant TRANCEを過去に所有してましたが、それと比較してSB66は圧倒的に登れます。組み上げる上で軽さが肝になりますが、ペダリングに難の多いAMとしては珍しく、考えられたジオメトリです。
176cmの身長ならば素人目にはSサイズも可能かと。試乗はyetiの取り扱いに長けたショップか、富士見や高峰などのD系メッカでなければ難しそうですね。