12日11時、ついに予選がスタート。
試走を終えてレーサーは予選通過に向けて精神を集中していく。
どんどんナーバスになっていく。
38秒を目標に我がチームのトップライダーは予選に臨んだ。
のっけから突っ込んでいく!
とんでもないスタートに驚きを隠せなかった。
ただただ無事を祈るばかり・・・
とんでもなく切れた走りだ!!
昨年の石清水八幡宮の予選敗退から1年。
ダウンヒルに復帰しJシリーズに参戦し、怪我を乗り越え、研鑽を重ねた集大成だ。
シーズン前半は勝ちへの焦りから突っ込みすぎ、破綻することもあったが、クランクコーナーは抑え気味に計算された走りを見せた。
一緒に富士見を走る仲間がとんでもない結果を残してくれた。
ゼッケンナンバー39!
何と予選を全体10位(36秒)で通過!!
前後には名だたるプロライダーやワークスライダーしかいない。
サポートには回ったとは言え、他のワークスに匹敵するようなサポートではなかったけど・・・
こんなにうれしいことはない!
でも手放しでは喜べなかった。
レースが終わるまでレーサーは緊張から解放されることはない。
非常にナーバスになりやすい彼は、手放しにこの結果を喜ぶことはないことは分かっていた。
皆の前で明るく振舞うが、次のヒートの相手は只者ではない・・・
ひたすらに励まし、スタート地点に同行する。
続々とスタート地点にレーサーが集まってくる。
ゴール地点のDJの盛り上がりがスピーカーを通して伝わってくるが、それとは異なり静寂が支配する。
レーサーに同行者がいるのは青木選手とウチのみ。
この緊張感の中、一人孤独に耐え、持てる力のすべてをこの一本にかける集中力・・・
とんでもない場所に来てしまったと思った。
決勝1回戦は4X方式。
4人同時にスタートし、1位のみ通過。
ライバルは永田隼也選手になることは間違いなかった。
マッサージを施し、機材チェックを行い、給水を終えスタートゲートに臨む・・・
とてもナーバスになっていたが、いつもの富士見のようにチャラけた言葉をかけることはできなかった。
これ以上できることは見当たらなかった。
歯がゆくもあったが、ゲートに立てば後は見守るしかない。
決勝1回戦、第8ヒート。
ゲート位置は左から2番目を確保。
第1・第2以外は狭い入口からは斜めの位置にあり、勝てる位置ではない。
とりあえずイイ位置は取った。
後は全力をもってすれば2位以上は固いと確信を持って見守った。
スタートで若干出遅れ永田隼也選手を追い回すが、惜しくも2位フィニッシュ。
僕らのRedBull HolyRideは終わった。
組み合わせがよければ・・・とは思ったが、これはレース。
結果は結果、でもとんでもなく素晴らしい瞬間に立ち会うことができた!
ショップで出会ってから長くはないが、同じダウンヒルを愛する彼こそレーサーだ!
この素晴らしいイベントを開催したRedBull、いつもお世話になってるショップ店主、そして盛り上げてくれた仲間たちに感謝したい。
日本のスポーツシーンはレースにゃあまり興味を持ってもらえないけど、草の根でもこの素晴らしさを伝えたい。
この孤独な戦いをサポートしたいと改めて思った。
次があるかはまだわからないけど、RedBullは間違いなく日本のレースシーンを刺激してくれるはず。
この興奮を素晴らしさをもっと広く知ってほしい!
これからもダウンヒルに限らず、あらゆる自転車レースを盛り上げていきます!!
ありがとう!RedBull!!
試走を終えてレーサーは予選通過に向けて精神を集中していく。
どんどんナーバスになっていく。
38秒を目標に我がチームのトップライダーは予選に臨んだ。
のっけから突っ込んでいく!
とんでもないスタートに驚きを隠せなかった。
ただただ無事を祈るばかり・・・
とんでもなく切れた走りだ!!
昨年の石清水八幡宮の予選敗退から1年。
ダウンヒルに復帰しJシリーズに参戦し、怪我を乗り越え、研鑽を重ねた集大成だ。
シーズン前半は勝ちへの焦りから突っ込みすぎ、破綻することもあったが、クランクコーナーは抑え気味に計算された走りを見せた。
一緒に富士見を走る仲間がとんでもない結果を残してくれた。
ゼッケンナンバー39!
何と予選を全体10位(36秒)で通過!!
前後には名だたるプロライダーやワークスライダーしかいない。
サポートには回ったとは言え、他のワークスに匹敵するようなサポートではなかったけど・・・
こんなにうれしいことはない!
でも手放しでは喜べなかった。
レースが終わるまでレーサーは緊張から解放されることはない。
非常にナーバスになりやすい彼は、手放しにこの結果を喜ぶことはないことは分かっていた。
皆の前で明るく振舞うが、次のヒートの相手は只者ではない・・・
ひたすらに励まし、スタート地点に同行する。
続々とスタート地点にレーサーが集まってくる。
ゴール地点のDJの盛り上がりがスピーカーを通して伝わってくるが、それとは異なり静寂が支配する。
レーサーに同行者がいるのは青木選手とウチのみ。
この緊張感の中、一人孤独に耐え、持てる力のすべてをこの一本にかける集中力・・・
とんでもない場所に来てしまったと思った。
決勝1回戦は4X方式。
4人同時にスタートし、1位のみ通過。
ライバルは永田隼也選手になることは間違いなかった。
マッサージを施し、機材チェックを行い、給水を終えスタートゲートに臨む・・・
とてもナーバスになっていたが、いつもの富士見のようにチャラけた言葉をかけることはできなかった。
これ以上できることは見当たらなかった。
歯がゆくもあったが、ゲートに立てば後は見守るしかない。
決勝1回戦、第8ヒート。
ゲート位置は左から2番目を確保。
第1・第2以外は狭い入口からは斜めの位置にあり、勝てる位置ではない。
とりあえずイイ位置は取った。
後は全力をもってすれば2位以上は固いと確信を持って見守った。
スタートで若干出遅れ永田隼也選手を追い回すが、惜しくも2位フィニッシュ。
僕らのRedBull HolyRideは終わった。
組み合わせがよければ・・・とは思ったが、これはレース。
結果は結果、でもとんでもなく素晴らしい瞬間に立ち会うことができた!
ショップで出会ってから長くはないが、同じダウンヒルを愛する彼こそレーサーだ!
この素晴らしいイベントを開催したRedBull、いつもお世話になってるショップ店主、そして盛り上げてくれた仲間たちに感謝したい。
日本のスポーツシーンはレースにゃあまり興味を持ってもらえないけど、草の根でもこの素晴らしさを伝えたい。
この孤独な戦いをサポートしたいと改めて思った。
次があるかはまだわからないけど、RedBullは間違いなく日本のレースシーンを刺激してくれるはず。
この興奮を素晴らしさをもっと広く知ってほしい!
これからもダウンヒルに限らず、あらゆる自転車レースを盛り上げていきます!!
ありがとう!RedBull!!
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